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TOHOKU UNIVERSITY

OECD 学びのイノベーション 翻訳本出版しました

http://honto.jp/netstore/pd-book_28068826.html

[要旨]

本書は、教室を真に効果的な学習環境にするべく、再デザインするために使用できる認知的・社会的プロセスに光を当て、学習科学から得られた重要な知見を要約し議論する。オルターナティブ・スクールからメキシコでの特徴的な事例研究まで、OECD加盟国における具体例を探究し、従来の型を打ち破り、学習科学研究から創発されてきた原則の実現を求めていく。本書はまた、学習を最適化することが推進目的となり、イノベーションが広範囲に及ぶ変化の触媒とも、起こるべき結果ともなる知識時代に、これらの洞察がどのように教育改革を呼び起こすかを模索していく。

[目次]

第1章 イノベーティブな学習環境の模索
第2章 学習を最適化するということ:学習科学研究の意味
第3章 研究に基づくイノベーションに向けて
第4章 オルターナティブ教育の貢献
第5章 状況に埋め込まれたペダゴジー、カリキュラムジャスティス、民主主義の教授学習
第6章 学習環境の構築:メキシコの予備的フェーズからの教訓
第7章 どうすればイノベーションが現場でうまく機能するか
第8章 イノベーションのダイナミクス:なぜ生き残り、何が機能させるのか
第9章 オープン型の学習:システムを推進力として教育イノベーション
付録A メキシコの4つの事例研究の概要